イベント案内



   ★  講演会 「わたしのリカバリー in 練馬」



      日時 2010年 3月14日 (日)  
             
13:00〜17:00 
      
開場・受付     12:30から         

      場所 豊玉障害者地域支援センター きらら 交流室                                  

交通アクセス 西武池袋線練馬駅 中央口下車 徒歩5分
都営地下鉄 大江戸線練馬駅 
A1出口下車 徒歩5分
                 
所在地 〒176-0012
練馬区豊玉北5-15-19
豊玉すこやかセンター 6F
豊玉障害者地域生活支援センター きらら
 
                                         

                        

       内容  

          ・リカバリ(回復)を実践している当事者の話

         
・リカバリに関するコメンテーターの話

         
・グループ討論会 

         ・まとめ

    内容報告


           当事者発表者発言(5名)とコメンテーターの発言

A氏
   
    異性関係のトラウマ、ストーカー妄想
    病識がなく世間体を気にする。
    コースを外れた喪失
    そこからの開き直りで楽になる。
   世間体からの解放

   支援センターでの発言、ピア活動
   相談に乗っているうちに配偶者と巡り会う
B氏

   家族の離婚にともなうストレス
    転居の繰り返し
   義母と義父との間を往復

   進みたい進路にいけず無理に就職
   自傷行為、入院
   支援センターに通う
   消化器系の疾患に悩む手術を受ける。
   乳癌の発見意外な進行度
   抗ガン剤との戦い
    いまはお金を貯めてコンサートに行ったり
  している
C氏

   高校の時発病
   自傷行為

   入院でよくなり退院
   OT、作業所、パソコン教室、
   カルチャーセンターでビーズを習う

   妹から働けるでしょの一言
   クローズで勤め、失敗
   就労支援促進協会(レインボーワーク)
   に登禄、
   研修、実習
、トライアル雇用、採用
D氏

    大学受験に失敗
   幻聴が始まる
   入院
   アルバイトをしながら夜学で専門学校に
   無理がたたり自傷行為で集中治療室へ
   作業所に居場所を見つける

   あきらめることを悟る
   簡単にあきらめる人への怒り
   無理をしないでがんばることの大切さ
E氏

  人との違和感のストレスで意識がなくなる
  診断名が付くと強い喪失感、目標を見失う
  WRAP活動に出会う
  活動に入って人の温かさや充実感を経験
  与えられるだけの現状への不満
  与える側の選別された情報しか与えられない
  自分自身の選択に頼りたい
  吹っ切れた物は失うものではないし、
  与えられる物ではない

  裏表を詮索されたくないし、自己認識が必要

コメンテーターの話
    
  話を聞いて自分は頭でっかちだと思う。

  みんなが具体性を持って生き生きとしてる
  かつての病院の密室の暗さと随分違う
  みんなが吹っ切れている
  ピアで感動したこと
  北海道では15県域で退院促進をピアの力で

  賃金を保証
   就労支援になり、仲間の支援につながる
  当事者の力の認識
  社会的入院による回復意欲の減退が問題


      まとめ

リカヴァリに必要な物

  1.支える家族
    本人の希望と家族の希望
   家族からの独立
   家族の介護
   家族との別離・死別の悲しみのケア
   親亡き後の生き方

  2.支える仲間
    人間関係の対処法、情報の出し方
    周囲への配慮
    周りからもらう力
  
  3.仲間が見つかる居場所
    地域支援センターや社会資源
    制度の使い方

  4.
集まり情報を共有する
    情報の開示の仕方
    聞きたい情報話したくない情報
    まわりに負荷を与える危険性

  5.互いにサポート
    スタッフの力
     就労支援
  
  6.ピアの力
     経験者ならではの共有
     情報を引き出す力、
    ピアには情報を提示しざるを得ない

     ボランティアではなく、
    最低限の経済的支援

リカヴァリに必要なファクター

  1.情報
  何のための情報
   情報の開示、個人情報の取り扱い
   個人の尊重
   制度に関する情報、知りたい情報
   適切な情報処理

  2.経済的基盤
   生活保護、障害年金、
   就労支援

  3.薬・対処法
   自己判断による断薬やODへの注意
   適切な医療、服薬
   自己の健康管理、食事・睡眠・運動
   人間関係における情報のやりとりの対処法、
  ものの言い方

   スタッフとの相談
   就労スキルの習得
   社会生活に必要な常識、マナー、身なり
   社会生活のスキル 交通機関、
  各種装置の使い方

  金銭管理
  トラブルの処置

  4.緊急対応
   
悪くなったときの対応処置
   病院の選び方
   連絡の方法

リカヴァリの実践

 1.それぞれの重荷を処理

 2.
それぞれの目標の設定

 3.目標を実践する勇気

 4.少しずつの実践

 5.出来たことの確認

 6.それからくる喜び

 7.わいてくる希望

 8.変わっていくことの実感

 9.出来なかったことの確認

10.目標の修正

11.あきらめた事への認識

12.マイナス修正をしない意志

13.出来なかった事を実現しようとする力

14.それへの希望


           コメント

代表者挨拶

 リカヴァリについて
   社会復帰したい→家で過ごすのも社会復帰

   退院したい

 イタリアへのツアーの話とイタリアの精神事情
   100人集めてのチャーター便の話
   イタリアでは病院を解体
   地域支援の充実
   決して豊かな国ではない
   ヴァンクーヴァーのリカヴァリ
    自分のやりたい職業に復職
    自分なりのゴールを決める
    出来ない人はピアサポートに回る
    その後職種を開発
   リカヴァリの言葉
    回復
     回→回ってきて元に戻る。過去に戻る
    快復
     快→気分よく日々生きる

     医師との信頼関係が大切

司会者コメント集

 病気になったことがリカヴァリ、
 人は汗かき、べそかき、恥かいてなんぼ
 ウェイト(Weight)を背負っているからちょっとウェイト(Wait)する。
 静かに待つ→体内時計が遅れる→世間の時間が早く進む→すぐ時間が経つ
 重荷を背負っているから急げない
 一歩一歩必ず頂上に着く
 重荷もどんどんたまればブラックホールに。
 悩みや不安を吸い込んでくれる
 根気を出して堪忍すれば飛行機は離陸する

 頭の中には宇宙がある。
 ブラックホールや未知なる声が
あってもおかしくない。
 復学、復職のゴールもあればあきらめるゴールもある
 空しき人はゴールをデザインする。
 空しき物から生まれて、一生ゴールが見えない空しさ


     付録

徳川家康公遺訓

人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。

不自由を常と思えば不足なし、

心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし。

堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え、

勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。

己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。

                  
水戸黄門の唄 (ああ人生に涙あり)

人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹も出る
歩いてゆくんだ
しっかりと
自分の道をふみしめて

人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
あとから来たのに
追い越され
泣くのがいやならさあ歩け

人生ひとつのものなのさ
後には戻れぬものなのさ
明日の日の出をいつの日も
目指して行こう 顔上げて

人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないもんだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ


   ★  講演会 「わたしたちのピアサポート in 杉並」


         日時 2010年 7月4日 (日)  
             
13:00〜16:00
   
   開場・受付 12:30

   場所 杉並区役所杉並保健所  地下講堂 
     
所在地 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
         JR、東京メトロ丸ノ内線荻窪駅南口
           徒歩 7〜8分
              
      

   内容 

     ・ピアサポートを実践している人の話
     ・カナダからのピアサポートに関する
      マニュアルの概要説明
     ・交流会

   内容報告

    ピアサポートを実践している人の話

         地域支援センターでのピアサポート

MOTA
  
  1.電話相談
     
きっかけ
       
入院生活が長く、自信もなく特別のスキルがなかったが、
      回復すると、このつらい経験を何とか生かせないかと思
      うようになる。そんな折、
 地域生活支援センターMOTA
      を知り、ピア電話相談と出会った。
    実際
    
  自分の体験を話した時、納得してもらうときが嬉しい。
      傾聴が大切。相槌だけで、無理矢理アドバイスしなくて
      良い場合がある。


  
2.退院促進運動
     
退院を考えていてもなかなか出られない人を
      退院に促す。
      病院から自宅への同行支援。
      

  
3.相談支援事業   
       
通院同行(自宅に伺って、病院に同行し、
      薬を取って送り届ける。)
       手続きの同行
      (障害者手帳と自立支援の更新など)

       
クライアントに過剰なサポートをしてしまい、
        ピアの
位置について考えさせられた。
      ピア=対等の意識の先行


  
4.ショップ活動
       
昔は居場所スペースの家賃の為に 始めた。
      今はピアが、地域交流のために沖縄の食材を
      扱ったり、リサイクル品を扱ったりしている。
     
                   
  
5.その他
       
全てのピア活動をしている人が1月に1回集まって
      
活動報告、情報の共有、意見交換

       
主治医による短い診療ではなく、
      チーム医療の一環としてのピア活動を期待。

オブリガード                            

  1.ピア電話相談
       
最初の頃は眠れないなどの独りだけの
      問題が多かった

      
この頃はさらに充実した生活を追求して、
     周りや環境
ついての質問が増えた。
     薬の質問には困る

      
自分にない状況に関しても
     勉強しなくてはと痛感。


  
2.退院促進事業
       
病院にピア2名、職員1名で毎月1回
      出向いていって院内プログラムを実施

      作業室での茶話会や院外活動。
      ファミレス等で退院後の話。
      同行して電化製品購入の補助

       
地域生活支援センターの広報と、
      食事会。
      作業所の紹介と同行。
      放置された住居の清掃、整理
 
  
3.グループピア活動
    グループカウンセリング
      当事者のみ、毎回テーマを決めて話し合う。
      テーマは、悩みや不安、疑問や困っていること、
      嬉しかったことなど。
      価値観の客観性をつけて、
      独善的な狭い考えを改善。
      同じ体験を共有して自己の被害者意識を払拭。
      情報交換、当事者ならではの処世術。
      薬の副作用や通院の悩みが健常者との壁
    利用者ミーティング
      オブリガードの利用者なら誰でも参加。
      プログラムなどオブリガード全体のことを決める。
            
  
4.ピア養成講座
      守秘義務と傾聴。自分の内面と向き合う。
      傷ついた心の癒し。
      自分の時間と他人の時間の区別。
      既存の物に捕らわれない臨機応変の態度
      電話相談では、外の公衆電話を使っての実習。
  
  
5.ピアの活動
      ピアサポート連絡会。
      ピアに関わる人同士で話し合う。
      ピアのポジションについて、
      周りとの折り合いについてなど
      その他自主活動で未決着だった
      ことについて討議。
  
6.ピアの広報
      ピアの位置、社会資源のあり方について議論。
      大学などで外部講演。スーパーなどでの広報活動。
      区内の自立支援協議会、地域移行部会への参加。


                                      3人のピアサポーターの話

T.Fさん

  1.都精連でのピア活動
    1)電話相談
      当事者2人の体制。
      傾聴が中心
        家族の方から薬の相談
        当事者から良い病院の紹介依頼
      自分の体験も聞いてもらう
      情報提供
        作業所、施設の紹介
        生活保護は「生活と健康を守る会」と連携
    2)定例会
      中部センターの2階研修室で行う
      当事者を呼んでシンポジウム形式。
    3)グループミーティング
      TKS(体験交流集会)
      テーマを決めて話し合ったり、悩みを打ち明け
      たり。
      TKS多摩
      府中の作業所「うえのき」で。
  
  
3.陽和患者会
    17年前、最後の病院だった陽和病院での活動。
    ’93年7月初代会長久良木幹雄氏の下で始まる。
    患者が普段言えない事を言い合う。
  
  
4.フレンズコミュニケーション
    久良木氏と一緒にカナダのヴァンクヴァーに行った
    Kさんが立ち上げる。
    地域患者会、16畳の部屋に寝ころびながら。

T.Aさん

 1.体験と実感
   
 精神衛生法の時代。患者 は物扱いの非道い
     時代。衛生法が福祉法になってから退院。
    自分の病状に合わせてコントロールした生活と
    欠かさない服薬。
    クローズでマンション管理を13、4年続ける。
    神障害者の環境改善され、施設も良くなった。
    社会復帰。就労する当事者が出てきた。
    オープンで勤める人も出て来た。
     
  
2.ピアカウンセリングと電話相談
    ピアサポートは当事者なら誰でもやる資格がある。
    根気よく聞いてあげる。話すことで気が晴れる。
    施設にかけると気構えるが、個人にかけと気楽。
    回答は常識の範囲で。
    時には怒る事も必要。自殺を仄めかされて怒った。
    幻聴や妄想があっても前向きでつきあう事が大事。
 
 
3.カナダでのピアサポートと精神福祉の未来
    カナダでは、ピアサポーターがいて、公的に認めら
    れている。
    オープンで就労する者には、雇用主にちゃんとした
    説明。
    日本でもさらなる改善を望む。


     
    

     
K. Mさん

 1.コラールたいとうの概略
   
最初は台東区入谷で始まる。
   今は墨田区向島で活動。
    こらーるカフェというB型事業所の認可を
    昨年10月に取得。
    コラール→コーラス
    たいとう→台東区、薫風台頭
          対等な人間関係
 
 
2.最近あったいい話
   1)こらーる研修員のこと
     東京都が3つの推薦文の中から社会福祉士
     でなく、4年間こらーるカフェの店長をやり続け
     ている統合失調症の青年を選んでくれた。
   2)M君のこと
     台東区いた頃、ずっと通ってくれたM君。
     富山県に帰り、おじを頼ったが地元で入院。
     行方が分からなくなったが、今O病院で服薬
     を拒否し続けている。それ故退院できないが、
     その事自体画期的。

 3.退院促進事業計画
    
’04年にピアカウンセラー養成が終わる。
     病院へ訪問続ける。
     東京都から退院促進事業受け事業計画書を
     提出。住所が東京以外だと、東京都の退院促
     進の対象外。
     東京都の退院促進は決して進んでいない。
     7万2千人の退院予定が、千人に満たない。
     自主財源だから東京都だからと縦割りは迷惑


               カナダからのピアサポートガイダンスマニュアルの概要と
                制度についての意見


ピアサポートガイダンスマニュアルの概要
N.Iさん
   
1.カナダのピアサポートについて
     
’08年カナダ訪問の際、ギャスタウンヴォケーショナル
     エデュケーションで実際に働いていたピアサポーター。
     かなり組織だった団体のバックアップによるピアサポート。
   
2.カナダのピアサポートマニュアルの概要
    
  1)ピアサポートの理念
        (1)自分達が病気を体験したからこそ出来るサポート。
        (2)リカヴァリの延長線上のピアサポート
          自分達もクライアントも自身の目標に達する事が可能。
        (3)社会的な色々なスキルが身に付く。
         社会的技術が身に付くことで、自信と自立性、自己決定
         権が生まれる。自身の雇用につながる。PSW(ピアサポー
         トワーカー)として賃金を得ることが一種の就労の一歩。
         当事者が自信を持つことを内外に示せば、差別を減らす
         効果がある
      2)ピアサポートへの道のり
         (1) 当事者であり、メンタルヘルスのサーヴィスを受けてい
           る人が目指す。
         (2) リカヴァリの途中にある人。
         (3) チームやユニットに所属し活動している。
         (4) メンタルヘルスグループの主催のPSW募集
           応募。コーディネーターと面談する。
         (5) 犯罪履歴をチェックする。
         (6) 訓練生としてチームやユニット内で実習を受ける。
         (7) 傾聴や、個人情報の守秘義務を学ぶ。
         (8) 6ヶ月契約を、契約している管理者と結ぶ。
         (9) 賛助委員会の承認の後、コーディネーターにより配属
           される。
        (10)PSWとしての役割と責務を果たす。
        (11)必要な書類、日誌や賃金についての記録を記入して
           ファイルする。
        (12)毎月のチームやユニットでの会合に出席。
        (13)調子が悪くなったとき報告し、一定の自由裁量による
           保証の上で対処を決める。
        (14)契約を再考する。向いていなければやめるし、有能な
           ら、さらなる契約を結ぶ。
      3)ピアサポートの役割
        6ヶ月契約で月20時間、月20ドルの報酬。
        時間は複数人でシェアできる。
        諸費用は、50ドルまで賛助委員会から返償。
      4)PSWを支える人々
        (1) PSWと契約している管理者及び指導者。
           契約上の手続きや、お金の手続き。
        (2) ピアサポートコーディネーター
           PSWの経験者の当事者がなる。
           PSWの面談とか配置といった人事面を担当。
        (3) チームやユニットのマネージャー
           実習、書類ファイルの場所を提供。
        (4) ピアサポート賛助委員会
           トラブル調整や地域のリハビリテーション/リカヴァリ
           のマネージャーとのネットワーク構築
ピアサポート制度に関する意見
 Sさん
  
1.ピアサポートは医療モデルか?福祉なのか

     1)平成21年度障害者保健福祉事業補助金事業の報告書が出ている。
       NPO十勝障害者支援センターのKさんが第三提言書を書いている。
       提言書中のWRAPってメディカルモデルではないかと疑問を投げかける。
       これを読んだ限りではそんな印象ではないとの回答。
     2)ピアサポートは精神医療のモデルでなく、診療上の領域ではない。
       WRAPは合う人と会わない人がいる
     3)理事会でライフサポートMEWは福祉の場か医療の場かが問題になる。
     4)医療と医療的関与とは違う?
       話を聞いてあげて内省を促せば症状が改善。即ち医療的関与。
       ピアカウンセリングは、Dr、OT、看護師、PSW(フィジカルソーシャル
       ワーカー)でチームを組んでやるということだった。
       Dr絶対の医療に組み込まれてしまうというという畏れを抱く。
     5) ACTも気になる。
       引きこもりに医者が往診に行くという点。
       診断書が書けて、処方箋が出せる事で訪問看護として成り立
       ち、資格を持ったピアサポーターが助けることが出来る。

     
  
提言書中のピアサポートの基本条件
     1.最低6ヶ月間精神的感情的に安定していること。
     2.危機状況にある人をケアすることを理解し支援する役割を遂行する能力
     3.専門職にいつ相談すべきかを判断するに必要な洞察力、判断力。
     4.支援相手に職場以外の自分の電話番号などを教えない。
     5.チームリーダーとの約束以外の行動は決して行わない。
     6.支援相手と秘密の約束はしない。
     7.支援相手を決して自宅に招かない。
     8.支援相手と個人的関係は持たない。

    
     精神総合福祉法の部会において、研修会は全国を6ブロ ックに分
    けて最低3日間の研修を実施する。フォローアップ研修や、地域ご
    との研修は検討を要する。それについて次のように提言

     1.すぐに取り組むべき対象は退院促進などで既に雇用されているピアに
       対して実施すべき。
     2.チームを組む地域再生整備コーディネーター、支援員スタッフのピアサ
       ポーターに関して講義を入れることが重要。
     3.ピアが活動する場所、今現在の障害者施設の中でピアサポートが導入
       が検討される事業としては次のような物がすぐにでも可能。
        1)精神障害者地域移行。
        2)地域定着支援事業。
        3)身寄りに対する支援事業。
        4)ピアサポート強化事業のピアサポーター。
        5)居宅介護におけるヘルパー資格を持ったピアヘルパー。
        6)自律訓練、生活訓練、通所型訪問生活支援


   
バックに何も変わらないで残っていて地域精神医療という物が行われていて、
  そこにケアスタッフが組み入れられていって結果として起こるのが強制医療。
  保安の為の強制入院が措置入院。地域の医療も保安の為の物になりかねない。
  それを守るのが人権意識だと思う。それなしのピア
  サポーターは危険だと思う。

   

    


    ★  講演会 「わたしたちの夢を叶えるピアサポート」
        
        日時 2010年 11月2日 (火)  
             
19:00〜21:00
   
     開場・受付 18:30

     場所 武蔵野公会堂
                 
                                                                                                                                                所在地 〒180-0003 武蔵野市吉祥寺南町1-6-22   
                                                                                
                          JR 吉祥寺駅より徒歩2分 

                                   

                内容 

     ・カナダ人ピアサポーターによる講演
      
      
デヴィ セスーラ
    ジュード スワンソン

                の両氏による

     ・日本側からの意見
       武蔵野市就労支援センター
             「MEW」
       杉並区地域生活支援センター
          「オブリガード」
       世田谷区地域生活支援センター
            「MOTA」
        の人たちによる
     ・質疑応答
       
               
               講演者プロフィール 


                ・Debbie Sesula (デヴィ セスーラ氏)
      
    
                              
            

                      カナダ、サスカッチェワンに生まれる。現在ヴァンクーヴァー在住。
              心理学の学士号を持つ。学士取得課程終了後、発病するが、
              7年の闘病生活を経て、リカヴァリを果たす。

              現在、リーダーシップを修める為に健康を専門に修士課程で学ぶ。
              現実療法士(Reality Therapy−人間関係に対し、外的圧力を除外
              することにより、より現実的にカウンセリングにより解決していく立場
              を提唱する)の資格を持つ。

              二つのピアサポートプログラムを監督し、BC州局の社会心理リハビリ
              テーションの指導者の秘書をしており、カナダのピア関連グループの
              メンタルヘルス委員会のメンバーである。

              精神障害啓蒙週間の“顔”に選ばれ、その代表者として活躍する。
              2001年にカナダ地域精神保健協議会の当事者部門で受賞
              2008年「復帰の勇気を称える賞」を受賞

              猫を愛する女流詩人としても活躍し、詩 “You and Me”は、
              「心を開いて乱れし心を詠う詩」のコンテストで賞をもらう。
              その他、マスコミでも活動し、論文も執筆。

              

                  ・Jude Swanson (ジュード スワンソン氏)

              
 
                 

                    ヴァンクーヴァーピアサポーターとして働く。
              ストラスコーナのメンタルヘルスチームに属し、
              そこで自らもケアを受けている。
              
              リカヴァリ/リハビリテーション委員会、家族会、
              C.A.S.P(危機評価記述プログラム)の計画懇談会
              の3つのコミュニティのメンバーである。

              自分の人生経験を語る場に積極的に参加し、
              自分は病気を恥じていないということを、
              自らの病気のレッテルに苦しむ人々に共有して
              もらうことをポリシーにして活動。

              2010年春“あなたのリカヴァリへの旅路”という名の
              グループのスタッフ支援の立場に就く。

              ゴルフグループ、ニュースレター編集発行、買い物代行
              など多くの社会貢献ボランティアを実践。

              読書家でフットボール観戦を好み、共著「夜、ひきちぎれた片隅」
              を上梓


                  内容報告

                     二人のカナダ人パネラーの歩みとピアサポート                       

  デヴィセスーラ氏                        ジュードスワンソン氏                 

  ピアサポートはうまくいきます

  リカヴァリの希望は必ずあり、全く無から作る事が出来る。

  大学4年の時鬱状態になる。
  ヨーロッパに行ったが直らず、自殺未遂、入院。
  これは自分が起こしたのではなく、病気が原因であると悟る。
  同じ入院患者が力強くサポート。
  ワークショップで、人生これからだという事を学ぶ。
  病気は自分の一部であり、自分には可能性があると信じ、ピアサポーター
  になる。

  当時ピアサポートワーカーを育てるシステムが完備されていなかったので、
  それをシステム化するアドボカシーの仕事をする。
  2年後、短期間であったが大きなシステムの中に導入されて、3年間ピア
  サポートをする。
  短期の試用期間の後、アドボカシーとして州政府に働きかけたところ、
  ピアサポートの仕事をリサーチすることを依頼され、
  世界中のピアサポートを研究。
  2004年にヴァンクヴァー東南地区のフレーザーの衛生局でピアサポート
  プログラムが立ち上がり、そこでコーディネーターとなる。
  2006年、ピアサポートワーカーの契約雇用という形を改善して組合化を
  目指し、ヴァンクーヴァーのコースタルヘルスでの職場に応募。  
  現在、コースタルヘルスで、コーディネーターをし、北ヴァンクーヴァーでも
  仕事を持つ。
   
  カナダでも地域によってばらつきがあるので、国全体の基準がない。
  コミッションという委員会ができ、国全体のピアサポートプログラムを調査、
  審査し、全体基準を作る事をねらう。
  調査でピアサポートの有効性が証明される。

  ピアサポートの形は自助グループや非営利団体などいろいろだが、必ず
  正式雇用として認められる。

  ’96年から始まり、作業療法士が計画してトレーニングが始まる。
  トレーニングが終わると、州の公務員として正式雇用。
  最初は12名だったが、今は69名が州の公務員として雇用されている。
  普通は契約雇用だが、公務員組合員としての立場を持っている人も
  増えている。
   

  反発もあったが、ピアサポートがうまくいくという信念の基にがんばってきた。

  一対一のサポート
  メンタルヘルスチームや病院に普通は契約雇用される。
  病院で雇われる人は、一日パスをもらって、患者さんを連れ出して
  サポート。
  ギャスタウンヴォケイショナルサーヴィスという、雇用援助機関にも
  雇われる。
  英語が母国語でない人のためのプログラムもある。

  変革というのは容易ではないが、地域精神医療のマネージャーが
  励ましてくれてがんばってきた。
  契約雇用では、時給11ドル、組合員になると22ドル
   
  各種のリハビリテーションプログラムを運営
  自己管理についてのワークショップ
  家族の支援も考慮

  最近、隣のアルバータ州のエドモンドでピアサポートの開発のために
  手伝いをする。


  病気は恥ではなく、ケアを受けている事を誇りに思う

 ’95年失業をし仕事を探すがうまくいかなかった。
 ’96年地下鉄で自殺を試みて心身共に深い傷を負う。
 
 入院中、他の精神障害を持った人たちの交流によって、
 ひとりぼっちではない事を悟る。
 同室の人に元医師や元警官の人がいて、精神障害は
 社会のいかなる人にも起こりうるも のだという事を実感。
 それらの人たちが障害を恥と考えているのに、
 強く反発感を覚える。
   
 退院後、一時ホテルで暮らしたが、トイレや風呂を
 50人で共有しなくてはならなかった。
 ヴァンクヴァーでも最悪といわれる地域に寝室一つの
 アパートに引っ越すが今現在でも そこで暮らしている。
 リカヴァリには住居が大切である事を実感している。

 そこの地域のメンタルヘルスチームに通っている。
 そこでリハビリテーションのことや、詩などが記されている
 ニュースレターを作る。
 管理者にコンピュータを教えるヴォランティアを勧められ、
 それをやっているうちに、ピアサポートを紹介される。


 2003年にピアサポートのトレーニングを受け、
 実践的な仕事に就く。
 「あなたの回復の旅」というプログラムを実践し、
 その中で自らもケアを受けている事を誇りに思う。
 ヴァンクヴァーのコーストで様々なプロジェクトや
 プログラムを企画する3つの委員会に所属している

 ピアサポートワーカーを7年やってきたが、
 その間に評価が変わってきた。
 コミュニティだけでなく、病院内でピアサポート
 する事が増えてきた。

                  

                  ・日加交流に寄せられた質問

Q1.ピアサポートにはどのようなサーヴィスがあるのか?
デヴィ

 
一対一でクライアントのゴールを目指す。
 グループ活動、例えば、コーヒーソーシャルなど、みんなで集まって
 話し合う事などがある。
 ピアサポートワーカーの特技を生かし、作業療法士などとタイアップ。
 病院に導入され長期入院の方のケア。
 自分たちも希望を持っており、それを目のあたりにしたクライアントも
 希望を持つようになる。
 日本での退院促進は自分たちより先を行っている。
 退院に恐怖を抱いているクライアントのサポートは大事な分野
 退院支援を通して地域資源と結びつく事が出来る。
 マネージャーや同僚のピアサポーターからたくさんの成功例を聞く。
 9年間何も出来なかった人が8週間で生活リズムがつけられた。
 住居から一歩も外出できなかった人が徐々に訓練して
 就職に成功した。
 掃除機がかけられない人に嫌いな蜘蛛の話をして、
 掃除機が使えるようにした。
ジュード

 根本的にクライアントの要請に従う。
 クライアントの話をよく聞き、
 彼らのゴールについて話合う。
 自らの病気に目がいきがちなクライアントを
 彼らが持つスキルや強さ、長所に目を向けさせる。
 自分を強く信じてもらう。
 一人一人が、何を欲しているかに焦点を当てる。
 メンタルヘルスの資源を利用したがらないクライアントにも
 可能性を追求してあげる。
 資源を利用してエンジョイしている人も多い。
 自立の方向に向けさせる。
 長く関わる事はクライアントの自立が
 達成されていないと認識する。

 新しい住居に引っ越すのを嫌がっていたクライアントに対し、
 一緒にその新住居を見学につれていってあげて、偶然兄弟と再会した
 事により、新住居でガーデニングの仕事を仕切るまでになった。
 入院中、人と一切コミュニケートできなかったクライアントに対し、
  ドクターや看護師と話し合って、週二回訪問する事になって新しい環境
 に順応できるようになった。
 クライアントに自分がやりたいという気持ちを起こさせる事が、肝心。



Q2. クライアントが仕事を見つけるに当たってピアサポートワーカーはどのように助けられるか?


ジュード

 クライアントが仕事に関してどんな考えを持っているかを捕らえる。
 クライアントが何が好きで何が好きでないかを念頭に置く。
 この二つの事からどんな仕事に適していて、
 どんな仕事を選択するかを判断する。
 職業サーヴィスのような具体的な場所に実際に
 クライアントを連れて行く。
 小さいステップを少しずつ徐々に勧めていく方法をとる。
 その人を肯定する、上手に出来る事を自覚させることが重要。



Q3. ピアサポートワーカーになるにはどうすればいいのですか?


デヴィ

 毎年行われるトレーニングを受ける必要がある。
 レジュメをつけて2件の紹介先を書いた申請書を出す。
 篩にかけれて選考される。
 ピアサポートワーカー、コーディネーター、メンタルヘルスチーム
 のスタッフ、家族の方の4人のパネリストによる面接を受ける。
 毎年25のポストに65名くらい募集。
 25名に絞られると、トレーニング開始。
 まず犯罪履歴をチェック。
 週に2回、1回3時間、100時間の約4ヶ月の
 トレーニングを受ける。
 その後30時間の実習。
 公共の立場で、チームや病院などで、雇用案内を受け、
 申請する。
 契約雇用が成立する。
 ヴァンクーヴァーコーストヘルスが基盤になったトレーニング
 であるが、ヴァンクヴァー 市外でも、19の自治体で実施して
 いるので、他の地域でも応募できる。
 ギャスタウンの職業支援でも、雇用されている。
 そこでは、他のピアサポートワーカーが応募申請するのを、
 自分の経験を生かして助言する。



ジュード

 ピアサポートワーカーは有給だが、
 別な所で給料をもらってもよい。
 お金目当てでピアサポートワーカーの面接を受けてもダメ。
 自分を向上させて他人を助けるというスタンスが必要。

Q4. 自分から積極的にいろんな人と関わりたくない人に対するサポートはどのようなものがありますか?

 
デヴィ

 多くの人が精神疾患のためにアイデンティティを失って希望の光を
 見なくなる傾向にある。
 ピアサポートワーカーがその希望の光を掲げて、
 それが持てる様にしてあげる。
 今まで持っていなかった自分の能力に対する
 信頼感を見いだせるようにする。
 それから起こるシフト、変革は奇跡といえると思う。
 ピアサポートは大変効果がある。
 それはリサーチでも証明されている。
 退院促進支援を既に始められているので、
 さらに進んでいく事を望む

ジュード

 ピアサポートワーカーがオフィスで仕事をしていないという利点を生かす。
 コーヒーショップやレストランや図書館で会って話が出来る事が
 人に心地よさを提供する。
 カウンセラーのオフィスでの緊張感、恐怖感、
 知人に知れ渡る事への恐怖がない。
 自宅の近くで、クライアントが心地よいと思う場所を選ぶ。
 その人が昔やっていた、或いは好きだった事に近づける。
 クライアントの話をよく聞いて、居心地よい環境を作る。
 クライアントが好きになれる事が分かっている事を伝え、
 その人の長所に目を向けさせる。
 クライアントが前に話した事をよく覚えている事を示すと、
 彼らはとても喜んで、ピアサポートワーカーと信頼関係が生まれる。
 それによって、新しい事に挑戦しようという意欲が生まれてくる。


                           司会者のブレイク

 自分のゴールにたどり着くという事は、そのゴールにたどり着けなかったからと言って、
 負けたわけではない。ただ失敗しただけ。負け組、勝ち組でない。
 いったい誰に勝つというのか、負けるというのか。
 ただ自分が成功するか失敗するかだけである。失敗したら何回でもトライすればいい。
 「もう人生の負け組だ」なんてナンセンス。
 ちょっとつまずいて失敗しただけと思う事が大切。


  A Man is a success if he gets up in the morning and goes to bed at night and
 in between does what he wants to do.

  朝起きてから、夜ベッドに入るまでの間に、やりたいと思ったことがやれている人は
  成功者だ。                         −by Bob Dylan


                            会場からの質問

Q1. カナダでは偏見や差別についてどう対処しているか。自分たちが何か言うと妄想だと言われやしないか?

デヴィ

 カナダでもスティグマという形の偏見があります。
 社会からだけでなくスタッフ、システム、当事者自身の
 中にも偏見や差別感がある事が問題。
 カナダでは5人に一人の割合で精神的に困難を
 経験している人がいる。
 ピアサポートワーカーの人たちは精神疾患を
 恥とは思っていない。
 公の場所で開示することによって
 少しずつ変えていくしかない。
 開示すると知人や親兄弟にも当事者が居る
 という人が出てくる。
 癌の告知は以前はあまりされなかったが、
 今は普通に行われている。
 脳も体の一部であるから、癌や高血圧や
 糖尿病のように身体的病気で 回復が可能
 であることを体現して示す事が大切。
 ピアサポート自体が専門職として価値がある。


ジュード

 ドキュメンタリーDVDで住居の事、リカヴァリの事、
 ピアサポートの事を広報。
 自分たちの成功体験をシェアするようにする。
 自分たちの体験談を出版して病気は恥でない事を訴える。
 ピアサポートワーカーでも病気を恥と思っている人がいて
 悲しい思いをした。


Q2. 障害の定義について聞きたい。機能障害と損傷、疾病と傷害の関係はカナダではどう解釈しているか? 

デヴィ

 疾病や傷害があるからこそ社会的機能が損なわれるのでは

ジュード

 そのような概念から離れて自分の強さとか持っているものに着目。
 社会から援助されているが、いずれ社会貢献をして
 返していく事が重要。


Q3. ピアサポーターの報酬は、障害者枠で働く人に比べても少なすぎる。
    専門職としてもっと価値があるものにしたいがアドバイスはないか?


デヴィ

 ピアサポーターにまずお金を払う事をしてください。
 お金を払うという事は仕事を認められたという事への
 支給である。
 そうすれば、他の専門職に近づけようという
 動きが出てくる。
 ヴォランティアに甘んじていてはいけない。
 退院支援が出来る事は、チームの一員として
 給与が出るべき。
 平等の立場で専門職として、仕事が出来るという
 既成事実を作ってしまう事が大事。
 予算上時給11ドルに甘んじているが本当は
 大変恥ずかしい値段。
 すこしづつあげる。
 またあがってきた事実もあるのだから。


ジュード

 お金はもちろん大切だが、お金には換えられない貴重な体験がある。
 生きるのが嫌になり、底辺まで落ちた人が変わって人生にまた
 生き甲斐を見いだすという変化を見る価値はお金は換えられない。
 ケースワーカーがサポートのおかげでとても効果が出たと言ったときに
 実感した。
 種々の期待や仕事も増えていっている。
 ペーパーワークの仕事などが増えてきているもの評価の印

 Q4. ヴァンクーヴァーにいってピアサポートワーカーに応募する事は可能か?

デヴィ

 長期滞在が可能かどうかは別にして、コミュニケーションが手話のみのピアサポートワーカーや、英語を母国語としない人もいる。
 応募さえすれば、外国人でもトレーニングは受けられる。
 特にヴァンクーヴァーは国際的なので、英語以外の言語が話せるピアサポートワーカーのニーズはある。

                                                                               
 
      ★映画上映会 「むかしMattono町があった」

      
日時  2013年 3月 29日 (金)
          18:00〜21:30
      
      開場・受付 17:30から

      場所  大泉ゆめりあホール
(西武池袋線 大泉学園駅北口すぐ)
       
      
   
      資料代    1000円
    
    ※ 会場には定員が有りますので事前申し込みが必要です。

         申し込み締め切り 2013年 3月 21日

        パンフレットおよび申込用紙(裏面)

                                          (PDFファイル)
ここから



      

   ★日本カナダ交流20周年記念集会


            日時   2013年10月27日(日)
            14:00〜16:30 



            会場・受付  13:30から


            場所   練馬区豊玉障害者地域生活支援センター
                     
                     「きらら」   交流室

                      

交通アクセス 西武池袋線練馬駅 中央口下車 徒歩5分
都営地下鉄 大江戸線練馬駅 
A1出口下車 徒歩5分
所在地 〒176-0012
練馬区豊玉北5-15-19
豊玉すこやかセンター 6F
豊玉障害者地域生活支援センター きらら



            式次第(予定)


                   1.会長挨拶
     
                    2.交流会参加者によるトーク  

                    3.上村君代さんのお話
             バンクーバー在住の通訳の上村君代さんは
             公私に渡り、日本カナダ交流を支援していただき
             その存在なくしては、交流会は語れないほどの
             大恩人です。この場をお借りしてぜひ交流会の
             歩みや、カナダの現状、そして日本の精神福祉
             の目指すべき将来についてお話を願いたい
             と思っています。

  
                4.交流会メンバーによるフルート演奏

                    5.大熊一夫氏によるお話
                         ’70年代に「ルポ精神病棟」を著し、
             日本の精神医療に一石を投じ、その後も

                         「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」
                         (岩波書店)などの著書を上梓して、
             イタリアのトリエステでの試みを紹介しながら、
             日本での精神病院のあり方に鋭い批判を
             続けている、ジャーナリストの大熊一夫氏
             を迎えて、そのお話を聴きたいと思っています。

          6.日本カナダ交流会の今後の抱負と挨拶
 
  



            ※ 会終了の後、練馬駅周辺で懇親会を持ちたいと
         思いますので、お誘いの上ご参加ください。






       ★ 講演会 「ピアサポート交流会」



              日時 2015年 2月22日(日)
                      14:00〜16:30


              場所 杉並区立産業商工会館


               



              内容(予定)

                    @ 各所のピアサポート活動の紹介、ピアサポーターの体験発表

                    
A カナダのピアサポートの紹介

                    
B 意見交換と交流会


                  ※ 申し込みは不要です






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